台湾

ワーキングホリデーでも大人気の台湾

旅行先としてリピーターも多く、若い人からお年寄りまで、今も不動の人気を誇る台湾ですが、日本から飛行機で3~4時間という便利さと安さ、中国語人気もあって、ワーキングホリデー先としても大変人気があり、たくさんの日本人が台湾でワーキングホリデー制度を利用しています。
台湾は親日家が多いと有名ですが、実際台湾に旅行や留学に来て台湾人の優しさに触れた日本人は多いのではないでしょうか。
また日本語を勉強している人も多く、言語交換の相手を探す際もとても簡単で、ネットの交流サイトや学校の掲示板ですぐに見つかることが多いです。

近くて熱い国、台湾はどんな国?

台湾は日本の九州と同じくらいの大きさで、人口は約2300万人、本島は南北に細長く、さつまいもの形をしています。
国の中央を山脈が縦断していて平野部が少なく、気候も北半分は亜熱帯、南半分は熱帯に属しており、特に台北は盆地のため夏は熱く、冬は雨が多い地域です。
民族構成は日本統治後に中国から渡って来た「外省人」、それ以前からいた「本省人」、そして「原住民」と呼ばれる台湾の少数民族となっています。

公用語は中国語(北京語)ですが、複雑な歴史的背景もあり、北京語に台湾語、客家語、さらには原住民の言語と、今でも多言語が使われています。
教育現場では北京語が使われている為、ほとんどの場所において北京語で通じますが、中国で使われている中国語とは発音、用法など少し違いがあります。
また、中国では簡体字が使われていますが、台湾では画数の多い旧式の漢字、伝統的な繁体字が使われています。

台湾は古く複雑な歴史を持つ国ではありますが、近年電子機器など経済発展を遂げ、今も成長し続けています。
日本でもASUSやACERなど有名メーカーを普通に見かけるようになりました。

親日家も多く過ごしやすい台湾

都市部では、英語や日本語が通じやすく、日本語しか話せなくても生活にさほど困ることはありません。
日本の商品も、割高ではありますがほとんど手に入れることができ、海外にいてありがちな、日本食が恋しくなるということはまずありません。
時差も一時間だけですし、日本人なら漢字を見ればほとんど何が書いてあるか理解できますので、英語圏よりは安心感を感じることができます。

台湾は食費がとても安く、朝食も外で済ます人がほとんどという「外食文化」です。
一人暮らしの賃貸物件にはキッチンのない部屋が多いのはその為で、まったく自炊をしない学生も多く、特に困ることはありません。
また日本人にとって台湾はB級グルメでも有名ですので、ワーキングホリデー期間中、様々な台湾グルメを堪能することができます。