フランスのビザ

フランス独自の申請のポイント

フランスでのワーホリのビザ申請は、フランス大使館のHPを読むところからスタートします。
ここにある申請要綱を確認してから、申請に入ることになるのです。

一般的には、ワーホリのビザは必要書類を作り、提出して審査を受けることになりますが、フランスの場合には、申請動機が必要になります。
つまり、申請書類を書き込み、送るだけでは申請が受理されないのです。
これがフランスの特徴であるといえるでしょう。

もう一つの注意事項が、長期ビザ申請書の中で、フランスの住所を明記しなければいけない点です。
他の国では、現地で探したりするものですが、フランスの場合には事前に決めておかなければいけません。

これがかなり厄介で、日系の不動産を捜し、事前に決めなければいけないのですが、何も見ないで決めなければいけないのです。
さらには、手数料もかなりとられますので、ワーホリの足かせになってしまうでしょう。

ただし、住所さえ定まれば問題はありませんので、ホームステイ先を探す方法もあります。
ホテルに宿泊する予定であれば、このホテルの住所でも申請を通せる可能性があるのです。
絶対に大丈夫というわけではありませんが、これらの方法を使うことによって、必要となる資金を抑えることができるでしょう。

移民政策にかかわる動機作文の問題

申請書類の中で、最も問題なのが動機作文です。
ワーホリの場合、就労目的ではありません。
さらに、就学目的でもない点が重要です。

この内容に沿って書くことで、申請を通りやすくすることができますが、これを日本語または英語、フランス語で書かなければいけません。
さらに、滞在中の計画と履歴書は、英語かフランス語で書かなければいけないのですから、ハードルは決して低くないでしょう。

ここで注意しなければいけないのは、就労目的や就学目的ではないということです。
これらを理由として書き込んだりすれば、この申請書はまず通らないと思わなければいけません。

海外では、移民政策は国の大事な方針の一つであり、かなり厳しく規制されています。
日本では気が付かないかもしれませんが、移民を増やさないようにすることによって、国を守っている部分があるのです。
そのため、ちょっとでもそういった条件が見えたのであれば、申請は通らないと考えなければいけないでしょう。