台湾のビザ

台湾のワーキングホリデービザについて

中国の経済発展に伴って、世界で中国語が重要視されるようになった現在、中国語を学ぶ日本人も増えています。
留学先としても人気のある台湾のワーキングホリデー制度についてご紹介します。

2009年6月から台湾との協定でワーキングホリデー制度が導入されました。
一年間の休暇を過ごすことを目的とし、その間に必要となる滞在費や旅行のための資金を得るため、必要な範囲に限りますが、台湾国内で働いてお金を稼ぐことが認められたのです。
発行から一年以内に台湾に入国し、入国日から計算して約1年の滞在資格が得られます。

台湾のワーキングホリデービザの主な取得条件は、まず日本在住の日本国民であること、以前に台湾のワーキングホリデービザを取得したことがないこと、ビザ申請時の年齢が18歳以上30歳以下であること(31歳の誕生日前までは申請可)、以上の3点です。

台湾のワーキングホリデービザの注意点

台湾のワーキングホリデービザは180日間の滞在許可が得られるビザとなっており、台湾居住地の内政部入出国移民署で更新手続きをすれば、更に180日間の延長が可能で、合わせて最長360日間まで滞在できます。
滞在期限が切れる15日前から手続きはできますが、延長手続きした日から計算されるのではなく、最初に取得した180日に加算される為、滞在期間360日が変わることはありません。
なお、ワーキングホリデー期間中の出入国に制限はなく、有効期間に特に影響はありません。

原則的には申請は本人が台北駐日経済文化代表処で行う必要がありますが、代行資格のある会社であれば代行を依頼することも可能です。
代表処は札幌・東京・横浜・大阪・福岡・沖縄にあります。
台湾国内で日本のワーキングホリデービザの申請はできません。

事前にオンライン申請をし、その出力したものに署名し、他の申請書類、パスポー、手数料、写真、残高証明、航空券などを合わせて代表処の窓口へ提出します。
パスポートについては期限が半年以上残っている必要があるので注意してください。
個人で申請するのであれば申請料金は無料です。
特に不備がなければ翌営業日に発給されます。

台湾でワーキングホリデーを利用して台湾文化を楽しく学ぼう

台湾は物価が非常に安く、特に食費が抑えられる為、低い予算で生活することができます。
交通機関もとても便利で安く、どこでも気軽に行くことができます。
親日の方も多く、中国語はもちろん、英語、日本語も通じやすいので、生活するのに不自由することはありません。

その為、ワーキングホリデーという一年間も滞在できる機会を利用して、台湾全土を自由に観光することも可能です。
台北だけではない地方へ赴き、その土地々々の方と触れ合い、様々な文化交流を通じて、中国語を楽しく学べるよい機会になるのではないでしょうか。