香港のビザ

香港のワーキングホリデーについて

2016年8月から年間発給枠が250人から1500人と拡大となった香港のワーキングホリデービザ。今後、日本と香港の相互理解が深まるとともに関係の発展が期待されています。
これからも香港でワーキングホリデーを利用する日本人は増加すると思われますので早い目の申込みをお勧めします。
では、香港のワーキングホリデー制度についてご説明します。

香港は面積が狭く、高層マンションが立ち並ぶ景色が有名です。
家賃もたいへん高く、日本人がワーキングホリデーでアルバイトした収入で一人暮らしはまず不可能です。
あくまで香港での文化交流を目的とした滞在ととらえましょう。

しかしながら地域によっては安い家賃で借りられる物件などもあり、また、ルームシェアなども一般的なので、インターネットや掲示板などを利用するとよいでしょう。
香港に渡ってすぐは、ゲストハウスやユースホステルなどを利用するのもお勧めです。
日本人も多く住む香港ですので、ブログなどを参考にするのもいいかもしれません。

香港のワーキングホリデー申請方法

申請資格は主に申請時の年齢が18~30歳であること(渡航時に31歳は可)、申請時に日本国籍をもち、日本に住在していること、滞在中の主な目的は休暇を過ごすことにあること、香港滞在の為の十分な資金があること、往復航空券、あるいは購入するだけの資金があること、以前に香港のワーキングホリデーを利用していないこと、扶養者を同伴しないこと、健康であり、犯罪歴がないこと、保険に加入していること、などとなっています。
香港のワーキングホリデービザは、駐日中国大使館・領事館窓口で申請する、あるいは香港特別行政区入境事務所に申請するという2つの方法がありますが、ここでは日本国内の受付窓口にて申請する方法についてのみ紹介します。

まずは香港特別行政区政府サイトより申請書をダウンロードして印刷します。
最寄りの駐日中国大使館または総領事館でも手に入るため、パソコンやプリンタの用意ができない方はそちらで入手しましょう。
それに必要事項を記入して、駐日中国大使館あるいは総領事館(大阪総領事館を除く)に申請書、必要書類などを直接窓口で提出します。
土日、中国と日本の祝日は休館のため提出はできません

書類に不備など問題がなければ2週間ほどで許可が出ます。
ワーキングホリデービザの有効期限は3ヶ月で、発効日から期限内に香港に入国しなければなりません。
香港入国の際に1年間の滞在許可が与えられます。

香港のワーキングホリデー必要書類

パスポートの写真のあるページのコピー、英文の残高証明(香港ドル20000元以上)、往復チケットのコピーまたは同等の資金の証明、英文の海外保険に加入した証明書、記入した申請書(写真添付55×45mm)。
なお、香港のワーキングホリデー申請費用は無料です。