ポーランド

あまり知られていないポーランドのワーキングホリデー制度

ポーランドとのワーキングホリデー制度は2015年に導入されました。まだ最近とあって、実際行かれた方はそんなにいないのではないでしょうか。
日本人にとってあまり馴染みのある国ではない為、情報も少ないポーランドではありますが、ユネスコ世界遺産に指定されている教会、博物館、城跡など11箇所もあり、歴史的な建物や豊かな自然に囲まれ、ヨーロッパでも有数の観光地の一つとして大変人気のある国です。

あまり知られていませんが実は親日国で、ヨーロッパ内では比較的物価が安く、日本人の留学先としては穴場的な国と言えます。
中世に降り立ったような環境の中で仕事や勉強ができる魅力的な国ですので、これからますますワーキングホリデーを利用して渡航される方は増えていくでしょう。
そんなポーランドについてご紹介します。

ポーランドはどんな国

ポーランドはドイツの東側に位置し、人口は約3800万人。
国土面積は約32万平方キロメートルと日本の国土よりも小さいですが、「ポーランド(平原の国)」とあるように、山の多い日本と異なり、南部の山脈を除いて国土のほとんどが平原地帯となっています。
ポーランドはユーロ圏ではない為、通貨はポーランド語で「金」を意味するzłoty(ズロチ、またはズウォティ)が使われています。

気候は日本よりも湿気が少なく、夏でも涼しく夜は比較的過ごしやすいです。
冬は大雪になることもありますが、ポーランドの建物は冬でも室内は暖かく、快適に過ごすことができますが、やはり乾燥対策は必要となります。
日本との時差は8時間(サマータイムは7時間)あり、夏は4時頃から日が昇り、夜は10時頃まで明るく、冬は逆に8時頃に日が昇り、4時頃には日が落ちてしまいます。

必見!ポーランドの観光スポット

ポーランドの景観はとても美しく、新しさと古くからある風景が共存しています。
世界的に有名な首都、ワルシャワには音楽家ショパンに関連した博物館、ショパンの心臓が柱に埋納されている教会などがあります。
また「キュリー夫人博物館」もあり、見どころは尽きません。

ポーランドには他にも王宮などの観光スポットをはじめ、中世の城やナチスが占領していた建物など歴史的価値のある建物も多く存在しています。
また南部にある古代都市クラクフ歴史地区の旧市街地には、バロック式の教会も多くあり、今も馬車に乗って観光することができます。
第二次世界大戦で奇跡的に被害を免れた古い町並みも念入りに保存、再建されています。
世界的に人気のあるクラクフは現在もヨーロッパで有数の観光スポットとして各国から観光客が集まる素晴らしい古代都市です。