アイルランドのビザ

アイルランドのワーキングホリデービザについて

自然豊かな国で、妖精が暮らしているとも言われているアイルランド。
日本人に対しワーキングホリデービザは年間400人に発給され、ワーキングホリデー協定を結んでいる国の中ではかなり少数です。
ヨーロッパでワーホリビザを利用して留学できる英語圏の国としてはイギリスとアイルランドの2つしかなく、隣のイギリスと比べて物価も比較的安くて日本人も少ない為、環境としては穴場でお勧めの国と言えます。
語学やケルト文化、アイリッシュ音楽、大自然を満喫しにワーキングホリデービザ制度をぜひご利用ください。

2015年6月の申請から18歳から30歳までの方が申請が認められるようになりました。
また、提出書類について大きな変更はありませんが、まずオンラインで申請書類をダウンロードして記載後、大使館へEメールか郵送で申請するという申請手順になりましたのでご注意ください。

1月と6月、毎年年2回に分けて申請受付があります。
主な取得条件は、上述した年齢制限と、申請の時点で申請者が日本に住んでいる日本国民であること、以前にワーキングホリデーでアイルランドに渡航経験がないこと、生活に必要な十分な資金があること、有効なパスポートがあることなどが挙げられます。

アイルランドのワーキングホリデービザ申請の注意点

アイルランドのワーキングホリデービザの申請料は無料です。
申請書はアイルランド大使館ホームページからダウンロードできますが、最初に申請書のみをメールか郵送で送付した後、大使館から申請許可メールの連絡を受けてから、その他履歴書や残高証明、保険や航空券などの書類提出となります。

提出書類は、大使館からの許可メールを出力したもの、提出した申請書の原本、半年以内に撮影された自分の証明写真を2枚、期限が半年以上先まで残っているパスポートと、パスポートのコピーが必要です。
コピーは写真とスタンプが押されたページが必要なので間違えないようにしましょう。
それ以外に、英語で記載した履歴書と、こちらも英語の卒業証明書または在学証明書、航空券と返信用に住所を記載した封筒も用意しておいてください。

ワーキングホリデーを利用してアイルランド入国後の注意点

アイルランドに90日以上滞在する人は、入国1ヶ月以内に外国人登録をしなければなりません。
手続きはアイルランド警察入国管理局(GNIB)で行います。

アイルランドで日本人が仕事を探す場合、FAS(職安のようなもの)を利用したり、新聞の求人募集、ネットや掲示板などを利用します。
なお、アイルランドで働くには社会保障番号(PPS)の取得も必要になりますので、アルバイトが見つかったら雇用主にレターを書いてもらって最寄りの社会福祉事務所で手続きを行ってください。