ワーホリと年齢

協定の元に定められた年齢制限

ワーホリは、若者に与えられた権利であり、世界に飛び出すチャンスになる制度です。
それだけに、誰でもチャンスがあるわけではなく、年齢制限が課せられています。

現在、日本とワーキングホリデー協定を結んでおり、訪れることができる国は12カ国です。
実は、どんな国でもワーホリで行くことができるわけではなく、このワーキングホリデー協定を結んでいる国しか選択することはできません。

なぜならば、このワーキングホリデー協定によって、一定の就労が認められている特別な制度だからなのです。
これが後ろ盾になるからこそ、自分の力で働き収入をえながら、世界を周ることができるようになっています。

国によって異なるワーホリの年齢制限

ワーホリには明確に年齢制限があるということをご存知でしょうか?
国によって年齢制限が課せられており、どんな年齢でも利用することができるわけではありません。

ほとんどの国で、18歳以上30歳未満となっていますが、例外があるのが下記サイトにもありますようにスイスです。
参考:http://vancouverryuugaku.com/workingholiday-limit-age/
正確にはワーホリではなく、ヤング・プロフェッショナル制度となりますが、かなり近い制度であるといえるでしょう。

ただし、審査はかなり厳しく、行ってみたいからといった行動力だけで受け入れてくれるわけではありません。
スイスは、多民族国家であり、中立的部分を強く持つ国ですが、非常に厳しい部分も持っているのです。
事前に雇用契約書を発行させるというのも、スイスらしい部分となっています。

31歳まで可能なこともある

30歳までとなっているのが基本ですが、よく見ると申請時の年齢が30歳までとなっている国がほとんどです。
イギリスは異なりますが、31歳になるまでにビザの取得をすることで、31歳になってもワーホリを利用することができます。

下記に詳しくありますが、なにも30歳だからといってあきらめる必要はありません。
参考:https://www.jawhm.or.jp/qanda/qa.html

ちょっと特殊なのはカナダで、就労許可証の発給から1年以内に入国すればいいという特殊性があります。
31歳目前で申請をして、就労許可証発給から1年以内に入国することで、32歳目前まで伸ばすことができます。

しかし、カナダは定員が年度によって異なるということもあり、もしかするとワーホリを利用することができないかもしれません。
発給の問題や渡航時のトラブルなどで時間がかかってしまい、オーバーするケースも考えられます。

最初からこうしたリスクを抱えることは、必ず後の計画にも支障をきたすことになるはずです。
あまりに無意味で不幸な時間としないようにするためにも、余裕をもって計画することのほうが重要であるといえるでしょう。