ワーホリ必須の保険
ワーホリでは、日本ではない国に訪れることになるでしょう。
ここが大きなポイントで、日本では安全であると思ったことは、世界に出ると安全ではありません。
日本の安全というものは、世界レベルからかけ離れたレベルであり、これをほかの国に求めてはいけないのです。
治安は国によって、大きく変化していきます。
その分だけ、トラブルが潜在的に待ち構えていると考えなければいけないでしょう。
何もないに越したことはありませんが、多かれ少なかれワーホリではトラブルに巻き込まれます。
トラブルに遭ってしまった時に、被害を軽減したり、肩代わりしてもらったりするためには、必ず保険が必要です。
ケチって行きたい部分ではありますが、ワーホリということを考えれば、保険は必須のものなのです。
日本にいる間に掛けること
ワーホリの場合、海外留学保険というものになります。
この保険ですが、日本で掛ける場合には、渡航前に手続きを完了させなければいけません。
海外に出てから申し込みをするわけにはいきませんので、注意が必要になります。
海外旅行の保険といえば、クレジットカードの保険がありますが、この保険が切れてから海外留学保険に切り替えることはできません。
保険の重要なポイントになりますが、海外旅行に出かけてからかけられるのではなく、住居を出発する日からかけなければいけないのです。
そのため、後からかけたりすることはできませんので、住居を離れる日には契約が終わっていなければ使えません。
海外の保険は安いけど
ワーホリということを考えれば、できるだけ費用を抑えたいところでもあるでしょう。
日本の保険は、かなり高額になってしまうため、どうしようか悩む人も多いのです。
日本の保険の場合、非常に範囲が広いところが特徴になります。
特に個人賠償責任に対して手厚くなっているため、どうしても高額になるのです。
この個人賠償責任とは、自分の責任で誰かに怪我をさせてしまった場合や、自己の過失によりホテルのものを壊してしまった時や水浸しにしてしまうような事態を想定しています。
法律上の賠償責任が発生した場合、この個人賠償責任に当てはまってくると考えるといいでしょう。
ところが、海外の留学保険を掛ける場合、この個人賠償責任が含まれていないため、かなり安価な保険があります。
保険料は安くすることができますが、その分だけ補償範囲が狭くなるため、安いという言葉が適正ではないということも覚えておかなければいけないでしょう。
一概に日本の保険がいいとは言えませんが、見知らぬ国で生活するということを考えると、個人賠償責任を含め保険をかけておくほうが安全だといえるのです。